2019年3月15日金曜日

そろばん学習で集中力を養い向上させましょう


そろばん学習(練習)によりどうして集中力が養成され、それが向上するのでしょう。
羽衣教室での初めて受ける検定試験6級のかけざん問題を例に説明しましょう。
問題は3けた×2けた(10問題)、2けた×3けた(10問題)の全部で20問題を制限時間10分で計算します、他のわりざん、みとりざんも合わせ80%の正答で合格となります。
かけざん20問題で120回の九九を唱えそれをそろばんに置くわけですが、まず九九を一つでも間違ったらその答えは×です。また、120回の九九を間違いなく正しい位に置かなければ一つでも間違うとその問題の答えは×です。また置く位が合っていても足し間違うと(加算の間違い)その問題の答えは×です。
このように低学年の子が、120回の九九を、10分間全神経を集中して練習に取り組みます。
そしてわりざん、みとりざんにも集中するわけです、また、子供たちはこれを苦痛に感じてやっているわけではありません、合格めざして、合格の喜びを勝ち取るために他の子としゃべったりせず一心不乱に練習に取り組む毎日です。
また、羽衣教室ではそろばんによる加減算練習を終了し、かけざん、わりざん練習(6級)と同時進行で暗算練習も行います。これが右脳を鍛えさらに集中力を向上させる大きな要因でしょう。
暗算の向上は子供たちにとっても大きな励みで他の習い事では絶対に得ることはできません。
もちろん筆算の向上にも大いに役立ちます。
以上は6級の例で説明させていただきましたが、更に上級になればその効果の向上は申すまでもありません。

以上について練習の最初から間違いなく完全にできるものではありません、いろいろな間違いを経験して完全にできるようになっていくのです、いわば挫折と成功の繰り返しによって向上して、そろばん学習でこそ得られる大きなものを得ることができるのです。

最後に暗算力の向上ということ、また下校時間のことからいえることは低学年(1年生2年生)のうちから始めることをぜひおすすめいたします。尚、もちろん3年生以上の皆さんも暗算力をつけるために習われることをおすすめします。
低学年のお子さんでも下校時間が遅い等のご事情は一度相談してみてください。



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